箕浦建太郎 絵画展 「そ」

箕浦建太郎 絵画展 「そ」

2023年9月13日(水)~10月7日(土)16:00 – 22:00
定休日:日・月・火
*1ドリンクオーダー

スタジオ35分
東京都中野区上高田5-47-8


近年、箕浦建太郎は拠点を東京より山梨に移し、よりいっそう自身の絵に向き合っているようだ。6月末に訪れたアトリエは床一面に無数の絵具チューブがばら撒かれていて、郊外の涼しい画家のアトリエというより、リングとか土俵といったような稽古場のような印象を受けた。箕浦は頭の中をなるたけ空っぽにするように努めてから絵に向かっていると言う。無意識から何かを掬い上げ、線や色を重ねていく。これを何度も繰り返していき、最終的には不思議な生物が描かれた絵画が生まれてくる。
太古より行われているこのような行為を通じて、生まれてくる生物たちはとても明るく、宇宙的で、可笑しみがあり、可愛い。箕浦建太郎、スタジオ35分では初めての展示となります。


箕浦 建太郎 | Kentaro Minoura

1978年 浜松生まれ、浅草育ち。東京から移り、現在山梨県在住。
幼少期より常に絵を描き続けている。絵画を中心に、これまで展覧会、書籍、レコード、インターネットなど様々な形で発表。現在の箕浦の絵画には多彩な絵の具の積層の中に生物的な存在が浮かび上がっている。近年はキャンバス作品のみならず陶器などの立体作品も精力的に制作する。著書には『未完成大陸』、『Decapitron3』(SHOBOSHOBO-BOOKS)、写真家の川島小鳥との共著作品集『明星』、『トリコ』(東京ニュース通信社)、『Hello,Good』『TOURS』など。

Born 1978 in Hamamatsu, Shizuoka pref. and raised in Asakusa, Tokyo. He is currently based and works in Yamanashi Prefecture.
Since his childhood, Minoura has always been drawing. His works, currently focused on paintings, have been exhibited in various formats, including exhibitions, books, records, and on the Internet. In Minoura’s current paintings, organic beings surface in the layers of various paints. In recent years, he has been actively producing three-dimensional works such as ceramic sculptures. His publications include “未完成大陸(Unfinished Continent)” and “Decapitron 3” (SHOBOSHOBO-BOOKS), “Myojo” (co-published with photographer Kotori Kawashima), “Toriko” (Tokyo News Press), “Hello, Good” and “TOURS”.

http://minourakentaro.com/
https://www.instagram.com/minourakentaro/