駒井哲郎 銅版画展

駒井哲郎 銅版画展

2020年 7月15日(水)~8月8日(土)17:00~22:00
定休日:日・月・火

この度、スタジオ35分では駒井哲郎 銅版画展を開催いたします。日本を代表する銅版画家のひとり駒井哲郎の作品が新井薬師の小さなギャラリーにやってきます。本展示では14点の作品を展示販売致します。今年は駒井哲郎の生誕100年にあたります。銅版画に生きた駒井哲郎の世界を広く知ってもらう機会になると幸いです。

駒井哲郎(1920-1976)

日本橋魚河岸の製氷業者の子として生まれる。15歳で本格的に銅版画や素描を学び、1938年に東京美術学校(現・東京藝術大学)油画科に入学。さまざまな銅版画の技法を習得し、当時まだ日本ではなじみの薄かった銅版画を独自の表現で発表し続けた。1953年に資生堂画廊で初個展を開催し、同時期には瀧口修造が主宰する総合芸術グループ「実験工房」に参加している。
近年では各地の美術館を巡回した福原コレクション「駒井哲郎1920-1976」(2011-2012)や「駒井哲郎―煌めく紙上の宇宙」横浜美術館 (2018)が開催され、日本における銅版画の先駆者として益々注目が集まっている。

協力 ときの忘れもの