菅野陽 版画展 「探求する銅版画師」
2020.2.19(水)-3.7(土) 18:00~23:00
定休:日・月・火曜
東京都中野区上高田5-47-8
スタジオ35分
このたびスタジオ35分では、戦後の版画界で活躍した菅野陽の個展を開催いたします。 近年あまり公開される事のない菅野陽の作品群をこの機会にぜひご高覧ください。
菅野陽(すがの・よう) 1915-1995
1919年(大正8)台湾に生まれ。東京美術学校日本画科卒(現東京芸術大学・1級上に駒井哲郎)。戦後は丸木位里・俊、山下菊二らと前衛美術会を結成。日本アンデパンダン展、自由美術家協会展などに油彩画を出品。
版画家 関野準一郎から銅版画の手ほどきをうけ、以後銅版画にのめり込み、1950年代より駒井哲郎、浜田知明らとともに日本を代表する銅版画家として国際的に活躍する一方、銅版画の技法や歴史を研究し、戦後日本の銅版画界に広く貢献した。
▪️展覧会
1996年「菅野陽回顧展─銅版画ひとすじの道」(平塚市美術館)
1999年「銅版画師 菅野陽遺作展-初期銅版画と知られざる絵画」(不忍画廊、ギャラリーNOW)
2008年「所蔵作品展 山下菊二と菅野陽」
2009年「生誕90年 銅版画家・菅野陽 −創生の海−」(茅ヶ崎市美術館)
▪️コレクション
東京国立近代美術館
東京都現代美術館
町田市立国際版画美術館
茅ヶ崎市美術館
浜松市美術館
郡山市立美術館 などに収蔵
▪️著書
「銅版画の技法」1962年(美術出版社)
「日本銅版画の研究 近世」1974年(美術出版社)
「江戸の銅版画」1983年(新潮社) 他