Jonas Mekas写真展『Frozen Film Frames』

Jonas Mekas写真展『Frozen Film Frames』

2019年2月27日(水)〜3月16日(土)
18:00〜23:00    定休日 日・月・火
東京都中野区上高田5-47-8
スタジオ35分

この度、スタジオ35分ではJonas Mekas展『Frozen Film Frames』を開催いたします。
「anthology film archives」の資金集めのために制作され始めたジョナス・メカスの写真作品は、彼の映画のコマをチバクロームという現像方法で焼き付け、3〜4コマのイメージが連なるようにして1つの作品となっています。今回はその中より15点の作品を展示販売いたします。
ジョナスメカスは先月23日に96歳で亡くなられました。期せずして追悼企画となった本展示となりますが、ファンの方にはもちろん、まだその作品と出会ったことのない方々にもご覧頂ければと思います。

Jonas Mekas ジョナス・メカス
1922年生まれの映画監督・詩人。青年期までを故郷・リトアニアで過ごす。1944年、ナチス・ドイツの追手から逃れるため弟と国外へ向かうもその後、強制労働収容所での生活、難民キャンプでの暮らしを経験する。1949年アメリカに亡命。その後ニューヨークを拠点にし、言葉もわからないままに16ミリカメラ(ボレックス)で映像を撮り始め、のちに友人たち、植物、家族、街などを映した個人的な映像の断片をつなぎ合わせた「日記映画」のスタイルを確立した。2019年1月23日逝去。
http://jonasmekas.com/diary/

<イベント>

・2019年3月2日(土)17:00〜18:30  「大森克己さんと観るメカス」

ジョナス メカス 氏を1995年にニューヨークで、翌年には沖縄で撮影された事もあり、メカスから大きな影響を受けていると語る写真家 大森克己さんとメカスの映像作品を観ながら、企画者の井戸沼紀美さんを交えて色々なお話しをしたいと思います。
本展示では大森克己さんが撮影したメカスのポートレイト写真も展示いたします。

料金:1000円(1ドリンク別)   ※要予約

・2019年 3月9日(土)17:00〜18:30 「飯村昭子さんから聞くメカス 」

ジョナス・メカス氏の書籍の翻訳者でもある飯村さんを粟津さんが、35分に連れてきていただきメカスさんのお話しを飯村さんから色々と聞かせて頂きました。その翌日の朝、メカス氏の訃報がはいりました。みなさんと、飯村さんからのメカス氏のお話しを聞く会です。

飯村昭子/フリージャーナリスト
訳書『メカスの映画日記:ニュー・アメリカン・シネマの起源 1959-1971』(フィルムアート社、1974、1993)『メカスの難民日記』(みすず書房、2011)

粟津ケン /  三軒茶屋KEN 主宰
料金:1000円(1ドリンク別) ※要予約

※予約メール:35minutesonly@gmail.com

メールの件名に『イベント名』、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数を明記して、上記アドレスに送信ください。こちらより、予約完了のご返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます

本展示の他にもジョナスメカスの上映や展示が行われます。

■写真展・京都
Jonas Mekas写真展『Frozen Film Frames』
誠光社
2019年3月1日(金)~15日(金)
時間:10:00-20:00
定休日:無休
京都市上京区中町通丸太町上ル俵屋町437(京阪「神宮丸太町」駅から徒歩3分)

■上映イベント『肌蹴る光線 ―あたらしい映画―』
・  東京 アップリンク渋谷
2019年3月10日(日)
16:30~『Sleepless Nights Stories』
19:00~『幸せな人生からの拾遺集』
各1,800円

・京都 誠光社
2019年3月3日(日)
19:00~『幸せな人生からの拾遺集』
2019年3月30日(日)
19:00~『Sleepless Nights Stories』上映
料金:各1,500円(ドリンク別)
企画者:井戸沼紀美
1992年生まれ、都内在住。明治学院大学卒。これまでに手掛けたイベントに『ジョナス・メカス
とその日々をみつめて』(2014年)、『ジョナス・メカス写真展+上映会』(2015年)がある。

協力:ときの忘れもの、メカス日本日記の会、東京都写真美術館/恵比寿映像祭